広島国際アニメーションフェスティバルについて

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広島国際アニメーションフェスティバルは、2年に一度、広島市で8月に開催される、国際アニメーションフィルム協会(Association Internationale du Film d' Animation - ASIFA) 公認の映画祭です。『愛と平和』の精神の下、アニメーション芸術の発展を通した国際異文化交流を促進しながら、映像メディア文化の振興・発展に寄与しています。
アヌシー、ザグレブ、オタワと共に、世界4大アニメーションフェスティバルの一つとして知られ、米国アカデミー賞公認およびASIFAハリウッドのアニー賞公認の映画祭でもあります。

主催:広島国際アニメーションフェスティバル実行委員会、広島市、公益財団法人広島市文化財団
共催:国際アニメーションフィルム協会日本支部(ASIFA-Japan)

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広島国際アニメーションフェスティバルは、国や言語を超えた人類共通のメディアであるアニメーション芸術の国際的振興とアニメーションを通じた国際的相互理解を目的とするASIFAの心と、世界の恒久平和を願う広島市の心が一つになって、1985年、被爆40周年記念事業として創設されました。当時、ASIFA理事・ASIFA日本支部会長であったアニメーション作家の木下蓮三とASIFA日本支部事務局長であった木下小夜子が企画実現に尽力し、以後、今日まで、運営の基礎固めと発展に力を注いでいます。

世界各国・地域から応募される最新の短編アニメーション作品から公開審査によりグランプリ等の優秀賞を選定するコンペティションのほか、国内外の優れた作家の特集、長編作品、子ども向け作品、平和のための作品、学生優秀作品等を上映する特別プログラム、セミナー、シンポジウム、ワークショップ、展示、エデュケーショナル・フィルム・マーケット等で構成する総合的な映画祭です。さらに、アニメーション制作を学ぶ学生のための「フレーム・イン」、プロのアニメーション関係者のための「ネクサス・ポイント」等、参加者による広報、作品上映、プレゼンテーション等、自由な交流スペースを提供しています。プログラムと運営の国際的な質の高さは、アニメーション界のみならず広くメディアアート界全般に高く評価されています。

第17回大会のコンペティションへの応募作品は、世界88か国・地域から2,842作品におよび、映画祭期間5日間の総入場者数も延べ30,874人を数えました。
アニメーション制作者を大切にする映画祭として、また、世界に通用するプロへの登竜門として、貢献し続けています。

次回、第18回広島国際アニメーションフェスティバルは、2020年8月20日(木)~24日(月)に開催いたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

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コンペティション

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世界各国からご応募いただいたアニメーション作品の中から選考審査を行い、コンペティション作品を大会期間中に公開審査。最終日にグランプリ、ヒロシマ賞、デビュー賞、木下蓮三賞、観客賞など各賞を決定します。特に、観客賞は、ご来場頂いた皆様の投票により選ばれます。世界の巨匠、未来の巨匠の作品が競演し、各国から出席するコンペティション監督と共に、映画祭の醍醐味を味わうことができます。

特別プログラム・展示

HIROSHIMA2018の展示から

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イシュパテル 写真展 『アジアン ライヴズ – ア クローサー ルック』
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マイケル デュドク ドゥ ヴィット展
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エストニア展

国際的なアニメーション作家の特集や「学生優秀作品特集」「平和のためのアニメーション」「子どものためのアニメーション」など、毎回さまざまなテーマや作家にスポットを当てた特別プログラムを企画上映しています。
また、アニメーションに関連した作品の展示も行っています。

持ち込み参加型会場

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アニメーション制作を学ぶ学生のための「フレーム・イン」、プロのアニメーション関係者のための「ネクサス・ポイント」等、参加者による広報、作品上映、プレゼンテーション等、自由な交流スペースを提供します。映画祭初日に無料でスペースを申し込むことができます。ご自分の作品等を持参して、ご参加ください。

エデュケーショナル・フィルム・マーケット

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世界で唯一、学校・学生・企業を結ぶユニークなマーケットです。国内のアニメーション専攻のある大学や専門学校が出展し、学校や学生作品を紹介します。世界の学生作品を視聴できるコーナーもあります。

ワークショップ、セミナー、その他、多数のプログラム

コンピュータ・アニメーション・メイキングワールドキッズ・クリップなどのワークショップのほか各種セミナーもあります。

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