広島国際アニメーションフェスティバル公式サイト ENGLISH
広島国際アニメーションフェスティバル2008
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特別プログラム
- 8/8(金)14:30〜 中ホール
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spcディズニー最新短編作品「グラゴーズ・ゲスト」上映とセミナー
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screen 「グラゴーズ・ゲスト」(2008/07'06")
Director: Chris Williams
Producer: Chuck Williams
Music: John Brion
"Glago's Guest" © 2008 Disney/Pixer

「グラゴーズ・ゲスト」は、シベリア奥地の前哨基地に駐在させられた孤独なロシア兵の物語である。観る者の好奇心を刺激し、考えさせられるストーリー展開を楽しめる。兵士グラゴーの平穏で孤独な生活は奇妙な来訪者によって乱される。やがてグラゴーは、目に見える姿だけが必ずしも真実でないことに気がつく。大胆なアートの演出、シャープに表現されたロシアの凍てつく大地、そして目を見張るコンピューターアニメーションなど、アニメーションの利点を最大限に駆使した「グラゴーズ・ゲスト」は、誰にでも楽しめる、ユニークでエキサイティングな作品に仕上がっている。

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クリス・ウィリアムズ (ディレクター)
ディレクターのクリス・ウィリアムズは、フロリダアニメーションスタジオに入社した1994年から現在までの14年間に亘り、ウォルトディズニースタジオの中で非常に大切な役割を果たしている。フロリダスタジオが単独で制作した初の長編映画「ムーラン」では脚本チームの主要メンバーとして活躍した。「ムーラン」制作の終了後はカリフォルニアスタジオに移り「ラマになった王様」の脚本を担当し、アイデア面での貢献を見せた。この作品で、ウィリアムズは、アニー賞脚本部門にノミネートされている。
脚本部では、長編、短編を問わず、複数の映画のストーリーに案を出してチームを引っ張った。最近では、ディズニー初のCG短編作品「グラゴーズ・ゲスト」の脚本と監督を務めた。「グラゴーズ・ゲスト」は6月のアヌシー国際アニメーションフェスティバルでワールドプレミアを飾った後、感謝祭の日に「ボルト」と同時に一般公開される。これには、ウィリアムズのストーリー構成力とディレクターとしての能力に感銘を受けたジョン・ラセターが、2008年の感謝祭を狙った長編「ボルト」の制作指揮のために直接ウィリアムズを招いた経緯がある。これにより、ウィリアムズは、バイロン・ハワードと共に、2008年の感謝祭で長編アニメーション映画監督としてのデビューを飾ることになる。
ウィリアムズはウォータールー大学で美術の学位を取得した他、シェリダン大学でも2つの夏期講座を修了している。カナダで育ったウィリアムズは、母が当時近所にあった有名なシェリダン大学カナディアン・アートスクールに彼を入学させたがっていたことを覚えている。しかし、ウィリアムズ自身がアニメーション分野に対する自分の興味関心の深さを初めて自覚したのは、シェリダン大学で2つの夏期講座に参加してからのことだという。現在、妻と娘と共にロサンゼルス在住。

[講演者について]
アンディ・ハークネス

アートディレクターのアンディ・ハークネスは、1994年にウォルトディズニー・アニメーションスタジオに入社「ポカホンタス」のクリエイティブスタッフの中割りの仕事に加わった。その後様々な経験を積み、ディズニーの人気作品「ノートルダムの鐘」、「ムーラン」、「 ブラザー・ベア」などの仕上げやレイアウトを担当した。
現在は、これから公開予定の短編映画「グラゴーズ・ゲスト」や「ザ・バラッド・オブ・ネッシー(The Ballad of Nessie)」のほか、待望の長編アニメーション「妖精の王(King of the Elves)」のアートディレクターとして、色指定や視覚を通じたメッセージの創出など、作品の全体的なビジュアルイメージの監督を行っている。
オリー・ジョンストンやフランク・トーマスらの作品にインスピレーションを受けたアンディは、チームのスタッフやディズニーのインターンの面倒見が良いことで知られており、彼らが新しいクリエイティヴなプロジェクトに熱意を持って参加できるように後押しをしている。また、彼の芸術的なインスピレーションの源泉として、画家のN.C.ワイエスの名前も挙げている。地元への貢献にも熱心で、現在もミシシッピ州立大学芸術学部の理事として、地域の若いアーティストの育成に力を注いでいる。

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